民兵は武器を手にした一般市民の集団であり、その武装も能力もまちまちである。いくつかの民兵は訓練を受け、ある程度軍隊として組織化されている。しかし、他の民兵は自警団、ギャング、警官、あるいは略奪がしたいだけのごろつきなどである。共通の制服というものを持っている民兵はほんの一握りであるが、そうでない者たちも、腕輪、タトゥー、バッジ、髪型など、自分が民兵であることを示す何かを身につけているのが普通である。
民兵は、手製の爆薬、ナイフ、小口径のピストルなどのささやかな武器や、ライフルや散弾銃などの旧式の銃器をよく持っているが、ブラックマーケットで流通している軍用兵器を持っている場合もある。
民兵を雇う
民兵は独自の活動をすることはないが、各勢力によってしばしば徴用される。民兵に積極的に戦う気があるかどうかは大いに疑問なので、彼らは通常、職業軍人と並んで戦わせられる。部隊に民兵を加えたいときは、以下のルールを適用する。
・ジャンカー、グラディエイター、VASA、三全会、ヴィリディアンは民兵を雇うことができる。
・民兵のコストは1ミニチュアあたり17ポイントである。
・アーミーに含めてよいミニチュアを計算するときには、民兵は常に【キャリバー】が0の兵士として扱う。アーミーに必ず含めなければならないミニチュアの半数までを民兵に替えてもよい。
・民兵は自軍の本来の兵士の数を超えてはいけない。
・民兵はリーダーにならない。
能力と装備
民兵の質はまちまちであり、彼らがどれほど役に立つかは銃弾が飛び交い始めるまでわからない。
民兵の能力と装備は、戦いが始まる直前にランダムに決める。相手プレイヤーの見ている前で、以下の手順で民兵のモデル1つずつについてその能力と装備を決めていくこと。
1. d10を振り、下の兵の種類表から民兵のタイプを決める。
2. 必要ならば、兵の種類表の指示に従ってd10を振って修正を加え、【キャリバー】表に従ってそのモデルの【キャリバー】を決める。
3. 装備表に従ってそのモデルの武器を決める。
4. 装備表の指示に従ってd10を振って修正を加え、追加装備表からそのモデルの追加装備を決める。
5. 最後に、そのモデルが特徴を持っているかを決める。