追加ルール/シナリオ
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ヴィリディアン
コラロン
ミリティア

・追加ルール

 追加特殊ルール

巨体
 その強大な力によって、この特殊ルールを持つ兵士は、より小さい相手との接近戦からやすやすと離脱する。彼らはハエを追うように敵を押しのけ、自らの道を進むのだ。この特殊ルールを持つ兵士が、サイズが自分より2以上小さい敵とベースで接触しているとき、以下のルールを適用する。

・この兵士は接近戦中でも【移動】の指令を受けることができ、通常通り【移動】できる。そのために敵の兵士が邪魔になる場合は、敵の兵士を最低限の距離だけ横にずらし、【移動】を行う。この【移動】が行われる前に、この兵士と接していた敵は通常通りの攻撃をこの兵士に対して行える。

・敵と離れたあと、この兵は通常通りに、プレイヤーが望むとおりの機動を行なう。例えば、今離れたばかりの敵を【射撃】し、改めて【突撃】してもよいし、他の敵に興味を移してもいい。

リーチが長い
 より小さな戦士たちにとって、この特殊モデルを持つモデルと戦うのは大きな危険を伴う。彼らはその巨大さと長いリーチによって、周りにいる敵の頭上を越え、後方でより安全な位置にいるはずの敵をも攻撃できるからだ。さらにこれは、敵がこちらを攻撃できる距離に近づくよりも早く、先制攻撃ができることも意味する。
 この特殊ルールは、自分とベースで接している敵よりもサイズが2以上大きい場合のみ使用することができる。例えば、サイズが6ならば、自分とベースで接している敵のサイズが4以下でないとこの特殊ルールを使うことができない。加えて、以下のルールが適用される。

(この項目は「メトロポリス」にのみ適用される)この特殊ルールを持つ兵士は、自分とベースで接している敵だけでなく、自分とベースで接している敵にベースで接している敵をも攻撃の対象に選ぶことができる。ただし、それらの敵は同じユニットに所属していなければならない。この特殊ルールを持つ兵士が「複数回攻撃」を行うことができ、、自分と接している敵兵士を倒してまだ攻撃が残っている場合、死んだ敵に接していた敵兵士を攻撃の対象に選んでよい。この特殊ルールは「なぎ払い」の相手を選ぶときにも適用できる。

・この特殊ルールを持つ兵士は、自分と接している敵及びその敵に接している敵への先制攻撃判定に+3のボーナスを得る。

薙払い
 この特殊ルールを持つ兵士は、接近戦にて恐るべき効率で敵を殺戮する。その強大なパワーは、腕の一振りで小さな敵数体を引き裂き、叩き潰して、まとめて葬り去るのだ。
 接近戦において、【ストレンクス】の数値を用いてダメージを与える武器のみが、「薙払い」に使用できる。例えば、戦闘用ブレイド、ポールアームなどだが、即席の武器でもよい。ライフルやキャノンなど、それ自体の数値でダメージを与える武器は、「薙払い」には使えない。「薙払い」を行うためには、2体以上の敵とベースで接触していなければならず、またそれらの敵(少なくとも最初に攻撃する敵)よりも、自分のサイズが2以上大きくなければならない。例えば、サイズが6の兵士が「薙払い」を行えるのは、サイズが4以下の敵に対してのみだ。これらの条件を満たしているならば、まずは敵の一体を選んで通常通りの攻撃を行い、それから以下のルールを適用する。

・もしもその敵が死ぬか破壊されるかしたならば、この攻撃はほとんど威力を弱めることなく、その敵を真っ二つにしたかあるいは粉砕したものとみなす。そのまま次の敵を選び、通常通りの攻撃を行う、もしその敵が死ぬか破壊されるかしたら、その次、またその次と、同じ過程を繰り返す。

・敵が死ぬか破壊され続ける限り、「薙払い」はもはや攻撃する相手がいなくなるまで続けることができる。しかし、相手を取り除くことができなかった場合、「薙払い」はそこで終了する。また、サイズが自分よりも2以上小さくはない敵を攻撃した場合も、「薙払い」はそこで終了する。たとえこの、サイズが自分よりも2以上小さくはない敵が死ぬか破壊されたとしても、「薙払い」をそれ以上続けることはできない。

押しのけ
 ※メトロポリス専用ルール。アーバンウォーでは使わない。
 

・シナリオ

 マルチシナリオ “スプロール・スプラッシュ”

 導入
イスカンダリア中央部は“自由都市フリーシティ”と呼ばれるスプロール化した巨大都市メトロポリスである。
この地に割拠するに割拠する各勢力は極秘の任務をそれぞれに抱えていた。
機密文書・重要人物・ネットワーク施設・致死性の化学物質…目標は違えど、戦場は一つだ。
様々な思惑が交錯するなか、彼らの戦争が始まる。
この戦場に、安全地帯は存在しない。

 部隊編成
300ポイントの打撃部隊が4個から7個ぐらい参加する状況を想定してある。これより少ないか多い部隊数ではうまくいかないだろう。
1部隊の人数の半分(端数切り上げ)を初期配置し、残りは増援部隊として後から配置される。

 初期配置と地形
48×60インチの広さでプレイするのが適当である。 全体に満遍なく建物を配置する。高い建物ほど中央よりにすること。
地形配置後、各プレイヤーはダイスやカードなどを使って配置順位を決める。
最初のプレイヤーからD10スキャッターを振り、それが指し示す戦場の端に指揮官モデルを配置する。
他のモデルの16インチ以内に配置された場合はスキャッターをリロールせよ。
全てのプレイヤーが指揮官モデルを置き終えたら、1番のプレイヤーから残りの初期配置モデルを指揮官モデルの6インチ以内に配置せよ。このとき、他のプレイヤーモデルの6インチ以内には配置できない。

 特殊ルール

極秘任務
ゲーム開始時、プレイヤーの人数分の数字を記したカードを裏向けにして配る。
その後、プレイヤーの人数分の数字を記したマーカーを戦場に配置する。中心部から円の描くように適当な間隔をあけて戦場全体に満遍なく配置せよ。公平を期するなら、配置後D10スキャッターで再配置してもよい。
このマーカーを確保したプレイヤーが得点する。自分の数字と同じマーカーなら3点、違いマーカーでも1点獲得する。
マーカーから6インチ以内にいるモデルが一番多いプレイヤーが確保できる。同数ならお互い妨害しあうのでノーカウントとする。

増援部隊
2ターン目から、増援部隊の到着を判定する。ターン開始時、D10を振って指揮官の【コマンド】に加えよ。「高い士気」の値も加算できる。
この値が15以上なら増援部隊が到着する。この目標値は3ターン目には13、4ターン目には11となり、5ターン目には自動的に成功する。
増援の到着が決定したら、自軍の初期配置エリアに配置するか、戦場の任意の端から登場できる。初期配置エリアから登場する場合は登場したときから「指令マーカー」を与えることができる。任意の端から登場した場合は次のターンから「指令マーカー」を与えることができる。

 戦略的撤退
それぞれの打撃部隊の半分を超えるモデルが死傷したら、以後毎ターン準備フェイズ開始時に戦略的撤退が起こるかどうか判定せよ。

 ゲームの長さ
ゲームは6ターンで終了する。

 目的と勝利条件
目標マーカーを獲得したことによる得点の合計が多いものが勝者である。

 

プレイ・リポート
追加ルール/シナリオ

 

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